トレーニング週間:技巧を手放し、基本に立ち返る

初めてのトレーニング週間は、現在の制作方法を改めて整理するために設けました。

一言で言えば、すべての技巧を手放し、基本に立ち返ることです。

技術が成熟してくると、問題はもはや「描けるかどうか」だけではなくなります。

そのため、今回のトレーニングは主に七つの方向に分かれています。

01新しいハッチングの創造

線の方向、密度、間隔、重なり、筆圧を含め、新しいハッチングの方法を継続して生み出します。

練習の重点は、「ハッチングの種類を増やすこと」から、「どのような場面にどのような線が適しているかを理解すること」へと、少しずつ移っています。

02ハッチングの目録を作る

私は、自分自身のハッチングの目録を一冊の本にまとめています。

新しく生み出したハッチングの種類、ペンの握り方、運筆の角度、速度、圧力に加え、それぞれに適した場面、領域、効果を記録しています。

この整理の最も大きな役割は、経験や手の感覚に頼っていた動作を、分析と検証ができる方法へと変えることです。

03形のトレーニング

線の練習に加え、今回は形のトレーニングも改めて取り入れました。

素早いスケッチを中心に、細部を追い求めるのではなく、最小限の線で比例、重さ、方向、全体感を捉える練習をします。

これによって、制作が局所的な細部に頼りすぎて、全体の形を見失うことを防げます。

04透視図法と空間

透視図法は、今回改めて補強したい重要な項目です。芸術家としてのどの時期にも、透視図法を練習する良い習慣を保つべきだと考えています。

すべての絵を透視図法に従わせるためではありません。空間の規則を本当に理解してこそ、簡略化や歪曲、とりわけ意図的に透視図法を取り除くときにも、十分な制御ができるからです。

透視図法の練習には、自分が興味を持つ題材を選ぶことをおすすめします。

今後もカルロ・スカルパやイオ・ミン・ペイの建築作品を参考に、空間、幾何、素材、重さの関係を研究していきます。

05巨匠の線を模写する

小さなスケッチブックを使い、時代、文化、表現媒体の異なる芸術家を模写します。

私が重視するのは作品全体を完成させることではなく、部分を分解することです。

一本の線がどこから始まり、どこで終わり、なぜ曲がるのか。そして、どの場所で埋めるよりも余白を残すことが選ばれているのか。

ここでの模写は様式の複製ではなく、逆向きの分析です。小さな画面は、練習の焦点を失わないためにも役立ちます。

06作品鑑賞と読書

作品を鑑賞するとき、今は「好き」と「分析」を意識的に分けています。

画面を見るだけでなく、今週は私にもののあはれを感じさせる題材を分析し、その理由を記録しました。例えば、壊れやすい幾何学的な形の美しさです。完璧な幾何は一つの電球に依存し、その電球はいつ電力を失うか分かりません。そうなれば、今は完璧な幾何も崩れてしまう。そこに、壊れやすいもののあはれの美が生まれます。

読書もまた、視覚的な想像力を鍛える方法です。

最近読んでいる川端康成の『古都』と谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』では、そのまま作品にできる題材を探すことよりも、時、空間、美への感覚をより細やかに育てることを大切にしています。

07自分の視覚的な方向を確かめる

この項目は、今も発展の途中にあります。

使える技術が増えるほど、本当に難しくなるのは、むしろ選ぶことです。

次回のトレーニング週間で、さらに掘り下げていきたいと思います!